考える物置

日々あったどうでもいいことやどうでもよくないこと

018 / 備忘

 なんやかんやあってバンドでレコーディングするかもしれないことになったので、そこに至るまでの過程や思ったことを記録しておく。仮にレコーディングが成功すれば、今後マニュアルとして活用する。

 そもそもレコーディングをすることになった経緯とは、他のメンバーが「バンドは続けたいけどライブ(集客)はしたくない」からである。それってどうなん?消去法でやってもいいものができるとは到底思えないが、そのバンド自体は無くすには惜しいので、やむなくそうすることにする。

 初回ミーティングでは、とりあえず1曲だけとってみよう、ぐらいの温度感でフワッと終わった。本依頼前提で1コーラス無料オンラインミックスという、素材のデータを送ればミックスをやってくれるスタジオがちらほらあるようだ。なので、1曲分素材を録り、どんなもんになるのか試してみようよ、ということだ。

 正直、やるならやるでどれくらいのボリュームのものを作るのかを決めてバツッと取り掛かりたいものである。相手からしたらこちらはビジネスの相手方だし、お試しでミックスなりマスタリングなりをやり、良いと判断しても期間も定めず素材ができたら本依頼というのでは、それが例えば1年後だったりしたらあまりに都合が悪かろう。できればすべての素材を録り終えてから検討したい。

 それに、外注するとなるとお金がかかる。安いところで録音からミックスまでエンジニア立会いが1時間4,000円とか、トラック数にもよるけどミックス1曲20,000円とか、そういう感じである。マスタリングもとなったらさらにだ。1曲につき時間がどれくらいかかるかもよくわからんし、やるとなったらフルサイズの作品を作りたいという気持ちもある。プラススタジオ代。そうすると、総額でいくらかかるんだろう(そういった、だいたいこれくらいで1曲録れるという基準を作るという意味合いで1曲だけとりあえずというつもりかもしれんが)。

 ついでに、ボーカルとドラムの補正は別料金だったりする。Cubaseが使い慣れてるからCubase基準なんだけど、ボーカル補正は最上位のProというやつにしかついてなくて、それが50,000円くらい。Proにはリズムをグリッドに良い感じに合わせられる機能もついている。ソフトウェアを共同購入して、共同出資者は恩恵には与るが所有はしないという(俺がCubaseを購入し、俺だけが操作する)場合、共同出資者からどれくらい金をとれば妥当とかいう線はあるのだろうか?まあ他にも流用できるものとして普通に俺が俺のものとして単独で買うけど、興味はある。

 ということで、あまりにお金がかかりすぎるのも、採算がとれないことが分かり切ってる以上、また趣味である以上、そこまでやる気になれないというのも事実。であれば、ミックスとマスタリングは自分でやるというのが一番俺の中では濃厚な線だ。さしあたって、次作るデモは頑張ってやってみることとする。今後、ここをこうするとうまくいった、次はこうしたいというものがあったら、ここに記録していく。

 サポートがあったり、資格取得のための勉強なんかもしたいから、主導権くらい他の誰かが握ってくれるとありがたいもんだけど。