021 / talk walk
いつも思っていることだけど、靴を履くのって楽しいなとあらためて思ったので、靴遍歴を記しておくものである。
高校入学の時に白/青のAir Force 1を買ってもらって、途中で履きつぶしたけどかわりの靴もAir Force 1の白/青だった記憶がある。そんときに履いてたのが26cmだったはずなので、NIKEのスタンダードなモデルでもあるからいわゆるマイサイズとして、今でもネットで試着できないスニーカーを勘で買うときAir Force 1と比べて幅が狭そうだとか甲が低そうだとか考える基準になっている。
02. East Lake / NIKE
大学入学の時に買ったけど、やっぱAir Force 1のほうがかっこいいなあってことであんまり履かないままだった。
03. All Star Hi / Converse
East Lakeよりはかっこよく思えたのでABCマートかなんかで3,000円とか4,000円で買ったのを大学生の時それなりに履いてたけど、キャンバスで雨の日はひどい目にあったなあ、ぐらいの感覚しかない。今思えばソールも貧弱だったなあ。
04. Sk8-Hi / VANS
当時ショッキングピンクにはまってて、黒とショッキングピンクの市松模様のSk8-Hiをみつけて異様に気に入って買った。これをきっかけにデザイン的に目を惹くものにはまっていった気がする。
05. Blazer Mid / NIKE
靴屋でとにかく派手なカラーリングに惹かれて買ったのが左のBlazer。履きつぶしたあと右を購入するのだが、左のカラーリングを気に入りすぎてまったく同じものを安く見つけたので2足目を購入した(セルジュニア色とか言われたこともあるが)。Blazer MidはAir Force 1と比べて少し頼りない作りではあるもののサイズ感はほぼ同じと考えてよさそうなので、手軽に買えて便利に履けるという印象が強い。
右は黒のアッパーにスウッシュを描くように穴があいており、下のターコイズブルー地が見えるというところにいたくはまったのだった。これ以降、この黒とターコイズブルー/エメラルドグリーンというカラーリングの組み合わせにはまっていく。
服の好みの変化に伴い合わせるのが難しくなったことからあまり履かなくなり、2足とも処分してしまった。
06. KD6 Lifestyle Gamma Blue
Blazer Midがボロくなってきたから、なんか違う靴が欲しいなあと思いながらネット通販のサイトをみていたときに、Blazer Midと同じカラーリングで安かったから勢いで買った。ソールには赤で稲妻のような模様がかたどられているのがポイント。姉がこれをみて「速そう」と言ったので、やっぱ家族だな…と思った。当時は全く考えもしなかったが、NBAプレーヤーのケビン・デュラント(通称KD、当時オクラホマシティサンダー在籍)のシグネイチャーモデルなので、そういう意匠になっているのかもしれない。アッパーがなんの素材なのか皆目見当がつかないが、水に濡れてもへっちゃらなブーツみたいな作りなので、雨の日に履くことが多い。
そして、ここからネット通販でのNIKEスニーカー(というかバッシュ)収集にはまっていくのだった…
07. L'il Penny Posite HyperJade / NIKE
カーボン風の模様のポジットパーツ(プラスチック?)で武装された、本来はバッシュ。
薄汚れてしまっているけど、本来はソールはもっと鮮やかなHyperJadeカラー(NIKEだとターコイズブルーとかエメラルドグリーンじゃなくてこう名付けられることが多いみたい)で、そして地味に蓄光。買ってしばらくは室内に置いといたんだが、夜寝るときにぼんや～りと光ってることから蓄光ってことに気づいた。あと目を引くのは見る角度によって色が変わって見えるサイドのジュエルパーツ。下のほうにかろうじてNIKEだな、と確認できる程度のNIKEのスウッシュの造形がある。
買ってしばらくはあまり足に合わない感覚があったけど、意外と靴が馴染んだのか、自分の足が馴染んだのかわからないが、本当に思いのほか履き心地がいい。アッパーはアッパーで硬い素材だけど、履き口と中はメッシュの靴下っぽいインナーブーティー構造になっていることが要因と思われる。ヒールのタブによって着脱しやすいのも地味だけどいいポイント。いずれ2足目を予備で買いたいと思っている。素材が素材だけに水に強いので、雨の日のちょっとコンビニに、みたいな外出時の出番が多い、見た目とは裏腹にとても便利な一足。
そしてやめとけばいいのに、加速度的に靴が増えていく。
08. Lebron X(Xmasカラー) / NIKE
NBAの現役最強プレーヤーであるレブロン・ジェームズの10作目のシグネイチャーモデル。ヤフオクをみててなんか5,000円とか6,000円とかそんなもんだったからとりあえず入札したらそのまま買えてしまったというパターン(ありがち)。
靴ひもがフライワイヤーという糸に通してあり、靴ひもを縛るとそれが足を包み込むように固定するというシステムがあり、これがすごくフィット感がいいのでランニングのときにたびたび履いている(ただし、靴自体が重いのでこれを履いて走るとものすごく疲れる)。あとはフルレングスビジブルズームエアー。名前がゴツくてかっこいいだけでなく、クッション性もいい。ソールがあまり反らないので、体重を前にかけるとそのまま前に進まざるをえない感じがバスケ用だな、といったところ。ただ走るだけにはまったく向いてない、けどかっこいいしこんだけ赤いと服に合わせるのも難しいので走るときに履くのがメインになってしまう…。
このへんでレブロンのことを調べて、NBAにも興味を持ち始める。
09. Dunk High CMFT PRM QS AS HyperJade / NIKE
名前がとにかくゴツすぎ長すぎてそれだけでいい、と思える。NBAの確か2015-2016シーズンのオールスター(AS)モデルで、CMFTはComfort、PRMはPremium、QSはQuick Strike(少数だけ生産されることを意味しているらしい…)の略。
クリアソールに、履き口のHyperJadeカラーに、スタッズに、完ぺきなかっこよさ。ただ、前足部のアッパーが革とかそういう通常のものではないっぽいので歩くとき食い込むとか劣化とかが気になるっていうのが難点。でもかっこいいからしかたない。
履いているうちに靴ひもがほつれてきて、この靴ひもがオリジナルで黒にHyperJadeカラーのラメが入っているっていうもので、替えが付属しなかったからひもが切れたらどうしよう、というのが最近の悩み。
10. Air Jordan 13 Barons / NIKE
スニーカー好きのくせに、Air Jordanシリーズはこれしか持ってない。
そもそもミニバスやってたころにAir Jordan 13の黒赤を履いてて、その記憶があって購入に至る。同じようなカラーリングの靴ばっかりとか、あとはど派手な赤とかそんなんばっかりだからそろそろ白いのが欲しいな、と思ったのがきっかけだったと思う。シュータンのジャンプマンマークがかろうじていつもの青だ。
ポイントは黒のパテントレザーの部分が光の当たり加減で色合いが変わるところ。あとくるぶしの上のクロヒョウの目は相変わらずかっこいいな。
マイサイズよりだいぶ大きいのを買ってしまったが、インソールをいれてなんとか履いている。たぶんマイサイズ+0.5cmくらいでちょうどいいんじゃないかと思われる。NBAのプレーヤー、クリス・ポールのカラーとして黒と青(ガンマブルーに近い色)というのもあってそれもほしいけど、プレミアついてて買うのが馬鹿らしい値段になってる。
11. Lebron XII Elite Pigalle / NIKE
レブロンのシグネイチャーモデル12作目で、NBAのシーズン開幕時期ぐらいに新しいモデルが出て、プレーオフ時期にアップグレードされたEliteバージョンが出るようなんだけど、これはそのEliteバージョンのほう。詳しくはないが、Pigalleというブランドとのコラボらしい。これを買ったときは、ちょっとやっちゃったなー、って思った。かっこいいんだけど、ちょっと反省。
しかしこれはとにかくかっこよすぎるでしょう。やっぱり目を惹くのはサイドのポジットパーツ(このモデルではビームパーツと呼ばれるらしいが)。1回か2回かだけランニングで使ったけど、くるぶしあたりで横方向への動きがしっかりおさえられる感覚があった。ただ、前足部ではこのポジットパーツが足を抑えつけて痛みがある。マイサイズで買ったんだけど、0.5cmか1cmか大きめのが買えたらよかったなー。
ズームエアが6つに分けてソールに配置されていて、効果のほどは普段使いでは正直さっぱりわからない。そして足裏なので見えないから視覚効果もないんだけど、このソールはかっこいいよね。
よくわからないモデルは少し大きめを買おう、という学びにもなった。
12. Lunar Epic Low Flyknit / NIKE
ソール画像は拾い物
これは普段履きではなく完全にランニング用。
それまではスピードライバルとかいうのを履いていた。社会人になって運動しなきゃ、というときにスピードライバルを買って使ってたんだけど、どうにも見た目があまり好きになれないもんで、2~3年でこれに買換え。
ルナロンっていうクッショニングがすごくいいと思う。ソールの横に切れ込みが入っていてこれが着地時に潰れて衝撃吸収という効果もあるんだと思う。靴底は気圧配置の低気圧の部分みたいなデザインになっていて溝が何重にも切られていて、中心を頂点に若干盛り上がっている。これが着地時にくにゃっと潰れて衝撃を和らげてくれる感覚がある。フライニットも通気性がよくて快適(冬場はよすぎるくらいだが)。
一般的にランニングシューズの交換時期が500km走ったくらいとされているとか聞いたことがある。まだこれで200kmぐらいしか走っていなくて、ほかの靴も試してみたいけど、あと300kmは走らないとな、と思っている。
13. Ignite Disc Graphers Rock / Puma
PumaでTURN ON TOKYOっていう、日本のクリエイターとのコラボ商品っていう主旨のものをやってて、4種類スニーカーが発売されたうちの1種類がこれ。全体的に東京のサイバー感をテーマにしているっぽく、そういうルックスのスニーカーが多かった中でもひと際サイバー感が強い。リーク情報で一目惚れして、発売日に公式サイトに張り付いて買った。
なんといっても中足部からかかとにかけての白いアッパーの部分と、そこに配されたブルーの円。あとちょこちょことなんか書いてあって、これはサイバーというほかない。つま先はリフレクト素材。Pumaのディスクシステムってのがかっこいいと思ってて、ディスクを回してフィット感を調整する。これによって靴ひもが排されているので、よりサイバー感が増している。前足部は切れ込みが入ってるように見えるとこはメッシュで、通気性がすさまじく、冬場はとても履けない。夏でも映画館とか、冷房に長時間晒されるようなとこではちょっと履けない。
絶対スポット生産だと思ったから発売日に即購入したけど、実際のところは何度かリストックされたようで、今朝きたPumaのセール情報では、ほかのTURN ON TOKYOのモデルも含めて1/3くらいの値段で売られてて(サイズは23cmとかそれくらいのしか残ってなかったが)、おいおいって思ったという。
14. Lebron XI AS / NIKE
レブロンのシグネイチャー11作目のオールスターモデル。
アッパーの白いポジットパーツ部、かなり面積が大きいんだけどスウッシュも含め画像の通り蓄光、それもけっこう明るめの。ちなみにソールも。これは本当にかっこいい。
ネットでレビューを見ると小指あたりの造形がひどいとよく言われており、確かに結構当たるので長時間履くのはしんどい。ビジブルではないフルレングスズームエアが搭載されているらしく、クッショニングはふわっとした感触がある。
サイズ感はだいぶ大きめを買ったのにそれでもちょうどいいから、マイサイズで買ったらどうなってしまっていたんだろう。
15. Kyrie 2 LMTD / NIKE
(画像は拾い物)
レブロンのモデルばっかり持ってるけど、本当はカイリー・アービングがNBAでは一番好きなプレーヤー。そのカイリーのモデル2作目。
ほんとうは白系でクリアソールのが欲しかったんだけど、もうずっとバッシュというかスニーカーの値段って高騰してて、必要以上に高くてなかなか買う気が起きなかった。これはそれなりに使用感ある中古だけど、かなり安く手に入った。
視覚的な特徴はやっぱりマジックテープで固定するストラップ。機能としても、バスケをするわけじゃないからアレだが靴ひもをしっかり結ばなくてもストラップでぎゅっと固定すれば履けるっていう便利さがある。作りもけっこうゆったりしてるので、履きやすい。
あともっと特徴的なのはソールで、普通はソールは平面だけど、球に近い形状になっている。カイリーのドライブの異次元の切り返しに対応するべくこの形状になってると思うと、突飛ではあるけどよく考えてんなーNIKE、と思う。前足部にちょっと体重をかけるとちょっと前傾姿勢になるため前に進まざるをえないという作りになってて、やっぱりバスケ用の靴だなと。ここがまた面白い。見えないようになってるけどズームエア搭載らしい。
16. Stan Smith / adidas
ほんと数年ぶりに、シンプルな靴を買った。
カジュアルだけどおしゃれなレストランとか、休日出勤のときなんかはラフな格好だけど派手なスニーカーではちょっとな、とか、手持ちの靴ではじめての人に会うのはな、とか。気が引ける場面がけっこう今までにあった。
まあ所詮スニーカーでしょという考えもあるけど、少しは大人しいものも持っておきたく、買うなら無難にスタンスミスと思っていて、試着してネットで買おうとアディダスに行ったらセールをやってたので無事オリジナルスを購入。
こういうあまり遠慮のない無骨な平たいソールで歩くのがほんとうに久しぶりだ。スポーツ用のコンフォートな靴ばかり履いてた足からするとだいぶ面白い履き心地(でもスタンスミスももとはスポーツ用なんだよね)。
それでも物欲は尽きず。Air Jordan1のツマ黒やAir More Uptempoをいずれ…。
