考える物置

日々あったどうでもいいことやどうでもよくないこと

041 戦極MC BATTLE 第30章 GOMESS VS 呂布カルマ

先攻:GOMESS

後攻:呂布カルマ

8小節×4本

 

G:まず最初に言っておく 俺はあなたに対してDisなど一つも思い浮かばない

 だから俺はあなたみたいにクソみたいなライム ただ一つも吐かない

 しかしこの一瞬は儚い だからこのクソなDisだって吐かない

 ただ目の前にある 歯が立たない 一切言わない 「俺が勝つ」しか言わない

:目の前に立つ俺に歯が立たない よくわかってる

 俺に言うことない奴にマイク握らした後ろの二人の気持ちを考えると言葉がない

 泣いたって許さない 好きな奴にだって刃向ける奴

 俺はそういうタイプ 知ってるはず 舐めてたらぶち殺すぞ小僧かかってこい

G:Yo その小僧が 小僧が証拠 見せるために性懲りもなくホンモン

 だけを追い求めて目の前 だってまだ前の前 前のめりのマイノリティ

 まだ乗り気になってねえよ まだクソみてえなラップばっかしてるようだったら意味ない

 さっきのライム もう1000回くれえは聞いた気がするぜ おい

:まだ乗り気になってないのかね 音に乗んなきゃ俺の前に立つ価値もない

 まだ乗ってない奴に俺は踊ってライム聴かせたい

 俺に言うことないなら後ろの二人に言えばいい

 これがチーム戦 トリプルリーチ 俺たちタテヨコ斜め死角なし You Know?

G:俺が先にステージ立った後に定時刻を経ったように後から登ってきて

 俺に「言うことないならなんとか」みたいなのはディベートにも全くなってねえようなもんだどうかい?

 これでちゃんとわかってねえんだったら チャートも狙えねえような曲ばっか

 出してる場合じゃないぜ もっときかせろDope Number 踊れねえってそれじゃもっと もっと飛ばんかい!

:Yo 問題ねえんだよGOMESS せっかくここでこうやって会ったんだろう

 言いたいことがねえじゃねえよ Disじゃなくても言えることがなんでもあるだろ腐るほどよ

 俺はお前にいくらだって言いたいことはある お前の首根っこ掴まえて泣きどころいくらだって攻められる

 だけどやってねえそれはなぜかわかるか?ここに愛があるからだろうが

G:愛があるからという話をして でも俺はもうこの上に立った時点で知ってる

 まったく無駄にしちまう この時間の儚さをよく知ってる

 頭に来た時もたくさんあった だがその後にも頭撫でてくれたのはテメー

 だから俺はテメー通すために目の前立ってフリースタイル

:Yo Yo まったく無駄にはなってねえ ここでの経験をかみしめて次に向かえ

 俺はお前との経験は無駄かもね でもあとの二人につなぐから余裕だぜ

 さっきから言ってるクソみたいなライム ラップってのはもともとクソだしShitだ知っとけ

 俺がヤバすぎて嫉妬してんだろ わかってんだぜシッコ垂れとけ

 

 GOMESSが「歯が立たないなんて言わない」というのに対して(思ってなきゃ言わないことではあるが)、呂布カルマが「歯が立たないことよくわかってんじゃねえか」という返しをしたり、GOMESSが出てくるのを見てからステージに上がった呂布カルマが「言うことねえじゃねえよ」という(GOMESSも「後出しで出てきてそれじゃディベートになんねえよ」と言っているが) なんとも噛み合わなさを感じたものの、呂布カルマが勝手知ったる相手との試合の「それでもクソぶっかけるのが俺のやり方」というスタンスを貫き順当に地力勝ちという印象。まあかねてから見たかったカードではある。