考える物置

日々あったどうでもいいことやどうでもよくないこと

038 NEUTRINOに簡単な英語を歌わせる

 新しく楽曲公開しました。

 ギター二人(もっちーお:https://twitter.com/motchirin、冬眠:https://twitter.com/toemingraph_IF)のおかげもありめちゃくちゃカッコよくはなったんだけど、いかんせん数字が伸びないというのは聴いてもらう努力が足りないということで、まあ悔しいよな。

 それはさておき、タイトルの通りですがNEUTRINOに簡単な英語を歌わせるという話。動画の再生時間0:35~など、Bメロで超軽く英語を歌わせているが、ほんのひとつまみの工夫が必要だったのでTips的な感じ。工夫と言っても「ボリュームオートメーションを描く」それだけ。

 この曲では「Long Time」「Last Night」とごく短いセンテンスが登場するが、ベタ打ち込みでNEUTRINOに歌わせると次のとおり。

 ちょっと信じられらないくらい音質が悪くなってますけども(ちなみにこのキャプチャを録るだけでもループバックのないオーディオI/Oを使ってるのであれこれ必要だった)。要改善。

 律儀に「ろー たー」「ろー なー」と発音してくれている。これはよくない。そして今気づいたが、母音脱落の記号「'」を使って「ろんぐ’ たいむ’」などとしてもよかったかもしれない)。

 オートメーションを描いた場合はこう。

 ビットレート低いのか?フェーダーが動くところ見えてないね。

 「ろー たー」「ろー なー」のそれぞれ左記の太文字の部分をオートメーションでボリュームを下げてアタックを消す感じ。これはちょうどいい所を手探りするしかないけど、一旦オートメーションで谷を描いた後に波形をみながら谷をちょいちょいずらしていくのがやりやすいかもしれない。

 そもそもの出発点として白玉2発というロングトーンを入れてしまったことが発端になっており(いままでバンドで作った曲とか、ふつうにバンバンロングトーン入れてた。自分で歌詞を書くようになってボーカルに申し訳ない気持ちでいっぱいだ。でもボーカルも英語をあててくれたらそれでもいいよね?)ロングトーンには日本語が超当てづらい(ま、だから早口でまくし立てるいわゆるボカロ的な曲が使いやすくてインパクトもあるから流行ってるのかもな)ので、ロングトーンさえ使わなければそんなに気にすることもないかもしれない。とはいえ日本語が当てはまらないときもあるから、使えないことはない。意外と日本語で書けちゃうかもしんないけど。というかまずそっちが大事か。

 ちなみに、NEUTRINO調整ツールというのも触ってみたけど、結局やってることはピッチ調整とボリューム調整(あと一個なんかパラメータあった気がするけど、忘れた。けどフォルマントとかのバッチファイルをいじいじする必要のあるパラメータ設定は早いかもしんない)Melodyneなどのピッチ補正プラグイン、普通のDAW環境があればあんま使う必要ないっぽい。以上。