考える物置

日々あったどうでもいいことやどうでもよくないこと

002 深紅の誘惑

 結局この1週間、Redばっかりきいてた。だってすごいんだもんよー。プログレのアルバムって一気に聴き切るのけっこうしんどいけど(そのうえ1枚通しで聴いてこそみたいなところもある)、これはしんどいながらもついていきたくなっちゃうような凄みがあるよね。そんなこんなでこればっかり聴いていては、と思いながらもスピーカーからは「だーらららだーららら…」と流れてきてしまう。虜ですな。

 最近、OKAMOTO'Sのハマオカモトが雑誌のインタビューで「4つ打ち問題」っていうことを言ってて、フェスでどのステージにいっても4つ打ちばっかりきこえてくるって。邦ギターロック界隈もボーカロイド界隈もそう、ギターのシーケンスフレーズと4つ打ち。そりゃノれるけど、そういうもんでもねーよな。そしてこういうことを大っぴらに言えちゃうOKAMOTO'S、骨太だな!! って思って、2010年のアルバムだけど『オカモトズに夢中』聴いた。

 流行りだす前?にOKAMOTO'Sっつーバンドがキてるっつってきいてみたときは、「ただのサイケ回顧じゃねーの」って思ってたけど、あらためて聴いてみたらなかなかカッコイイじゃないの。完全に偏見(という自覚はあるん) だけども、最近は回顧か4つ打ちしかねーな、って思ってたの。そしたらこれは回顧じゃなくて今にもってきてるな、って感覚がある。そして奇をてらってなくて、自然体でカッコイイ。これは他のも聴いてみなくちゃな。

 最近の音楽を聴く環境は、もっぱら車。FMトランスミッターiPhoneにインポートしたmp3を再生してる。1週間で借りたCDを全て聴き切るために、それ以外はiPhoneにいれないことにする。今週はアルバム6枚借りたけど、さてどれだけ消化できるでしょう。そしてやっぱり、諦めてるけどこんな環境では音わりーね。LUNA SEAのA WILLをCDで買って聴いてた時、車のスピーカーレベルでも質感が違うと実感。良い音で聴くにはやっぱCDだわね。