005 夜を愛する人は
気がつくとすぐこんな期間空いちゃうからね。
深夜に高速でも飛ばしながら聴きたい、もしくは深夜バスの中で聴きたいような曲達。この曲順で聴くと深夜って感じがするんだわ。
01. 椿屋四重奏 Out Of The World
イントロ~Aメロの無機質な雰囲気がこれから夜が深まっていくような気持ちにさせてくれますね。タイトルがOut Of The Worldだし、ちょっと日常とは違うぞ、という不穏な感じと、期待させてくれるような感じが同居してる素晴らしい曲。
02. サカナクション ライトダンス
どんな1曲目でもだいたい繋がる万能の2曲目ということで。キラキラピコピコ感とキック4つ打ちがビルのまだついてる明かりや等間隔に置いてある街灯の光とややシンクロ。ドライブはテンポの速さではないですね。
03. Scoobie Do トラウマティックガール
大人な匂いがするのでいれてみた。行きずりな感じだね。
04. Fourplay Eastern Sky
大人な匂い2。静かに疾走。
05. 椎名林檎 黒いオルフェ(youtubeとかになかったのでよくわからん動画サイト)
http://www.letv.com/ptv/vplay/1979202.html
東京事変がバンドでやってるので生なアレンジだけど、椎名林檎がカバーしてるやつは無機質で、もっとビタッビタッと休符がきいててかっこいいの。この物悲しさが夜のドライブにすごく合うのね。
06. The Cure fascination street
イントロがめっちゃ長いけど、このけだるさがいい感じ。あんまはりきって飛ばすもんでもないと思うし。妖しい魅力のあるストリートですね。
07. 東京スカパラダイスオーケストラ 水琴窟
これは激ヤバですね。イントロが終わってバンッてAメロ的なパートに入るところで、高速の壁がなくなって視界がパッて広がって街の明かりがバッとなった瞬間が実際にあったんですが、あのときは鳥肌すごかったですね。外環の川口とからへんをすぎたあたりで。
08. 東京事変 ブラックアウト
椎名林檎2。歌詞で選んでるね。
09. The Black Mages J-E-N-O-V-A
ピコピコ感と浮遊感。非日常感がとっても大事。ヒュウゥゥゥ~って鳴る音がですね、こう…吸い込まれていく感じがしていいのね。
10. 面影ラッキーホール 今夜、巣鴨で
これも歌詞で選んだところが大きいよね。深夜だからしかたないね。
11. ロックマン6 Mr.X STAGE
この哀愁を帯びた旋律とレトロな音がね、いいのよね。深夜×ドライブは非日常ですから、非日常への誘いがね。プレイリストが終わりに近づいてますよ、という寂しさでもある。
12. Yellow Magic Orchestra Tong Poo
引き続きレトロチック。子どもの頃、盆に父の実家に行く時、必ず深夜出発で高速に乗って連れてかれてたものです。レトロな雰囲気の曲が集まっているというのは、懐古の意味が強く、深夜の高速道路というのは時間を過去へ捻じ曲げるような異次元空間だと捉えている私の心のあらわれです。
13. Jamiroquai Virtual Insanity
道路は構築物だから、黒いファンクより端正なグルーヴのJamiroquaiがよく合う。
完全にPVで選んでるけど。サビ前で歌だけになる瞬間が最もグルーヴしてると思うだけど、いかがでしょう。
15. L'Arc~en~Ciel As if in a dream
これはラストに持ってくるほかないでしょう。歌詞も音もまさにといったところ。“彼女はまだ眠っているだろうか”と夜が白んでいくイメージでプレイリスト終了。
朝まではまだまだ時間あるけど、いい着地点なんじゃないかと思います。以上。
004 心まで二番手になるな!!
もう大人だしなー、と思って無難な服装でいたんすよ。したら、「そんなの物置くんじゃない」って人に言われて、そんときは人間ってのは変わっていくもんなんだよ、って思ってたけど、時間が経つにつれて反骨精神みたいなもんは持ち続けていたいって思うようになったわけ。それ(自分の所属みたいなもの) をわかりやすく表現するのがファッションであるという話ね。あと、自分の時間くらい自分の好きな格好でいたいという気持ちもあり。
でもさ、いくら奇抜なもんを探しても、最近なんか無難なものの方が多い気がしてなかなかうまくいかないのよね。スニーカーはちょっと前はそこらへんの靴屋でも変なの売ってた気がするけど、今はちょっとね…。というわけで今度は眼鏡を新調しようと探しているわけですが、なかなかいいのがみつからないね。サイバーパンクな雰囲気のやつがいいな。
003 あの日あの時あの場所でなんたらかんたら
早速停滞気味なのですが、そんなにCDの感想もないよ。
LAKLANDの55-94DX(たぶん2004年製)。
もともと買うつもりはなかったんすよ。正しくは、LAKLANDは絶対に欲しいと思ってたけど別の個体を買おうかと思ってた、だな。(楽器屋のサイトをみる限り) 中古だけど傷とかもなく、かつ大好きなサンバーストのを買うつもりだったの。でも実際に楽器屋に行ってみたら、そのサンバーストのが売れちゃってて、中古で買えるのがこれしかなかったから(LAKLANDの新品なんてとてもじゃないけど手が出ない)、手ぶらで買えるのもなんだしと、勢いで買っちゃったわけ。
したらまあそれがラッキーだったというか、楽器屋で試奏した時はそんなに思わなかったけど、後から考えたらこういう音が欲しいんだよな、っていう音が出てくれるヤツだったわけ。現行のはわりと元気な音が出るんだけど、この2004年製という少し前のヤツは優しい音が出る。
もともと買おうと思ってたサンバースト、売れちゃってくれててどうもありがとう。10年単位でこのベースと付き合っていくんじゃないかと思うけど、出会いってやつはまあわからんもんだ。
002 深紅の誘惑
結局この1週間、Redばっかりきいてた。だってすごいんだもんよー。プログレのアルバムって一気に聴き切るのけっこうしんどいけど(そのうえ1枚通しで聴いてこそみたいなところもある)、これはしんどいながらもついていきたくなっちゃうような凄みがあるよね。そんなこんなでこればっかり聴いていては、と思いながらもスピーカーからは「だーらららだーららら…」と流れてきてしまう。虜ですな。
最近、OKAMOTO'Sのハマオカモトが雑誌のインタビューで「4つ打ち問題」っていうことを言ってて、フェスでどのステージにいっても4つ打ちばっかりきこえてくるって。邦ギターロック界隈もボーカロイド界隈もそう、ギターのシーケンスフレーズと4つ打ち。そりゃノれるけど、そういうもんでもねーよな。そしてこういうことを大っぴらに言えちゃうOKAMOTO'S、骨太だな!! って思って、2010年のアルバムだけど『オカモトズに夢中』聴いた。
流行りだす前?にOKAMOTO'Sっつーバンドがキてるっつってきいてみたときは、「ただのサイケ回顧じゃねーの」って思ってたけど、あらためて聴いてみたらなかなかカッコイイじゃないの。完全に偏見(という自覚はあるん) だけども、最近は回顧か4つ打ちしかねーな、って思ってたの。そしたらこれは回顧じゃなくて今にもってきてるな、って感覚がある。そして奇をてらってなくて、自然体でカッコイイ。これは他のも聴いてみなくちゃな。
最近の音楽を聴く環境は、もっぱら車。FMトランスミッターでiPhoneにインポートしたmp3を再生してる。1週間で借りたCDを全て聴き切るために、それ以外はiPhoneにいれないことにする。今週はアルバム6枚借りたけど、さてどれだけ消化できるでしょう。そしてやっぱり、諦めてるけどこんな環境では音わりーね。LUNA SEAのA WILLをCDで買って聴いてた時、車のスピーカーレベルでも質感が違うと実感。良い音で聴くにはやっぱCDだわね。
001 プログレッシヴのクラシック
こないだたまたまTSUTAYAの近くを通ったからせっかくだし、と思ってCDをガッツリ借りたわけ。で、そうすると1週間経って借りたCD返しに行って、せっかくだしじゃあ、ということでさらに数枚借りるじゃない。そうして2週間ほど経ち、ライブラリはアルバム10枚くらい増えたけど、実際消化したアルバムは3枚。ヤバイ。
前はとにかく良いと思ったものの感想を書くというブログもやってたけど、あれはしんどいんで、まあ軽めに感想を書こうと、記録をつけたら聴く楽しみも増えるだろと。どれくらい続くか? ってとこだけど久々にやってみようというわけ。あとそれ以外にも日々の記録とか。
で、消化できたその1、Pink FloydのAtom Heart Mother。
表題曲のM1が、映画のOPのような開幕で度肝を抜かれる。それでいて俺の大好きな哀愁Pink Floydが炸裂。参ったねコリャ。この物悲しさがやみつきになるのよね。で、Pink Floydをきいてると、サイケとかブルーズ、あとなんだかシューゲイザーも聴こうかな、という気になるんだよね。
消化できたその2、Pink FloydのMeddle。
正直、Echoes以外はあんまり覚えてない。というかEchoesはすごい。大自然っていうか宇宙を感じる。Atom Heart Motherも、Shine On You Crazy Diamondも宇宙を感じるんだが、Echoesには敵わないね。
消化できたその3、King CrimsonのRed。
なぜか4thだと思い込んでいたけど、調べたら全然違った。King CrimsonはPink Floydみたいにザ・大曲みたいな作りはしてないから、アルバム通してちゃんと良い。1曲に何曲つめこむんだよ、別でやりゃいいじゃん、っていうプログレもあるけど、この人らは1つのテーマの中でいろいろやるから良いよね。Redは6分っていう短い尺であれだけの密度、マジでスゴイ。